抹茶のダイエット効果｜抹茶の効能

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「メリーに首ったけ」や「チャーリーズ・エンジェル」など数々の映画で活躍されているキャメロン・ディアスさんや「ミーン・ガールズ」や「CSI：科学捜査班」など映画やドラマなど多方面で活躍されているアマンダ・サイフリッドさんといった海外セレブたちを魅了しているジャパニーズ・スーパーフード「抹茶」は、いまや日本よりも欧米で大人気のヘルシードリンクとなっており、健康志向の高いセレブを中心にブームとなっています。

 

最近では、日本国内でも彼女たちのようなスレンダーで若々しく美しい“パーフェクトボディ”を目指して、毎日抹茶を飲んでいるという女性も増えており、若い世代を中心にじわじわと抹茶ブームが到来しつつあります。

 

 

ですが、抹茶をただ飲んでいては、キャメロン・ディアスさんやアマンダ・サイフリッドさんのような魅力的な痩身 (そうしん)を手に入れることはできません。

 

そこで、今回は抹茶に期待されるダイエット効果と効果的な摂取方法についてご紹介します。

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なぜ、抹茶を摂取するとダイエット効果が得られるのか気になりますよね。

 

抹茶には、生活習慣病のひとつである肥満を予防する効果や効能を持つ栄養成分が豊富に含まれており、それらの栄養成分の働きによって、ダイエット効果が得られているのです。

 

 

カテキン

 

抹茶をはじめ、煎茶や玉露などのほぼ全ての日本茶に含有されているフラバノール類の「カテキン」には、

 

• カテキン
• ガロカテキン
• カテキンガレート
• ガロカテキンガレート
• エピガロカテキン
• エピガロカテキン
• エピカテキンガレート
• エピガロカテキンガレート

 

全8種のカテキンが含有されており、そのなかでもエピガロカテキン・エピカテキンガレート・エピガロカテキンガレートの3種類は、緑茶に特徴的なカテキンとして知られています。

 

カテキンには、脂肪を効率良く燃焼させる作用や糖や脂肪の吸収を抑える効果があり、体脂肪を減少させることが近年の研究によって明らかにされました。

 

特に8種類あるカテキンのなかで最も強力な効果や効能を秘めているのが「エピガロカテキンガレート (EGCg)」であり、なんと抹茶にはEGCgが、他の緑茶のおよそ137倍も含有されており、スムーズに体重を落とすことができるオススメのダイエットサポート食品となっています。

 

また、カテキンには血糖値の上昇を抑える働きもありますので、肥満だけではなく、糖尿病の予防にも効果が期待されています。

 

 

カフェイン

 

カフェインといえば、「不眠」や「中毒」といったイメージが強く、あまり良い印象を持たない成分のひとつですが、過去には喘息の治療薬として用いられていたこともあるそうです。
そんなカフェインには、身体の内側から熱産生を促す作用があることが19世紀末に発見されており、ラットの実験によって、「体熱発生装置」と呼ばれている褐色脂肪細胞が余分な栄養素を熱へと変換して放出させる働きを活性化させることができることを報告しています。
簡単にご説明すると、カフェインを摂取することでエネルギーを熱として放出するために体内に蓄積された脂肪を燃焼し、ダイエット効果が得られる可能性があり、痩せやすい体質へと変化させることができることを表しています。
特にカフェインはカテキンと共に摂取することで優れた脂肪燃焼作用を発揮しますので、ウォーキングやサイクリングなどの運動を行う際は、抹茶を摂取するとより痩せやすくなります。
しかしながら、皆さんもご存知のとおり、カフェインは過剰摂取してしまうと中毒を引き起こし、最悪の場合、死に至るケースもございますので、抹茶のダイエット効果を得たいという方は1日の摂取量には気を付けるようにしましょう。

 

 

タンニン

 

緑茶の渋味成分として知られる「タンニン」にも、カテキンやカフェインと同じくダイエット効果があります。
タンニンは、タンニン酸の働きによってたんぱく質を変性させ、組織や血管を縮める収れん作用によるお肌の引き締め効果や下痢を改善させる働きなどがありますが、抹茶に含有されているタンニンには、脂肪の吸収を抑える作用と脂肪を分解し、エネルギーへと変換させる作用がありますので、脂肪の燃焼能力を高め、ダイエット効果を得ることができます。

 

 

食物繊維

 

抹茶は碾茶を石臼や粉砕機でパウダー状にしたものであり、お湯に溶いて飲むお茶ですので、茶葉に含有されている脂溶性ビタミン類や食物繊維などを丸ごと摂取することができます。
抹茶に含有されている食物繊維の量は、茶碗1杯でさつまいも35gに相当するため、体内に取り込まれた余分な脂肪や糖が蓄えられる前にピッタリと吸着し、便と共に体外へと排出してくれます。
抹茶には、他にも様々なビタミン類やミネラル類が豊富に含まれておりますので、ダイエットサポート食品として優れた効果を発揮してくれます。

抹茶には、カテキンやカフェイン、タンニンなどダイエット効果を持つ栄養成分が豊富に含まれています。

 

ですが、ただ抹茶を飲んでいては、これらの効果を最大限発揮させることはできません。

 

 

では、抹茶のダイエット効果を効率良く得るためにはどうしたら良いのでしょうか。
抹茶のダイエット効果を得るためには、「飲み方」・「飲むタイミング」・「点て方」がポイントとなります。

 

まず「飲み方」ですが、抹茶のダイエット効果を引き出すためには、1日3杯飲むことが必須となります。
ですが、1度に3杯飲めば良いというわけではありません。

 

抹茶には利尿作用のあるカフェインが含まれておりますので、1度にたくさん抹茶を飲んでしまうと、トイレが近くなり、水溶性のビタミン類やミネラルが体外へと排出されてしまい、ビタミンとミネラル不足に陥るなど不調を引き起こす恐れがあります。

 

また、ダイエット効果を得るために必要なカテキンは、カテキン200mgなので抹茶に換算すると、1日に6gの抹茶を摂取することで効果を得ることができます。

一般的に抹茶1杯作る場合、小さじ1杯 (およそ2g)が目安になりますので、抹茶を1日3杯飲むことが理想となります。

 

次に「飲むタイミング」ですが、抹茶にはカフェインが含まれておりますので、朝目覚めたときに抹茶を飲むことで、中枢神経が刺激され、興奮状態になりますので、眠気覚ましにピッタリです。

 

また、抹茶の脂肪燃焼効果は飲用後6時間から8時間は持続しますので、寝起きに抹茶を飲めば、その日1日の脂肪燃焼を効率良くさせることができます。

 

さらに、食事やおやつと共に抹茶を摂取することで、食べ物に含まれる脂肪が体内に吸収されるのを抑制し、食物繊維が腸の活動を活発にしてくれるので、体外へ脂肪が排出されやすくなります。

 

 

3つめのポイント「点て方」ですが、緑茶は熱湯で淹れた方が茶葉に含まれている成分が浸出しそうなイメージがありますが、抹茶は煎じるものではなく、溶かすものですので、熱湯を使っても成分は浸出しません。

 

むしろ、熱湯で点てたことによって、抹茶に含有されている栄養成分が損なわれてしまう可能性がありますので、70℃から80℃ほどのお湯を使って点てるようにしましょう。

 

 

今回は抹茶に期待されるダイエット効果についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

これまで抹茶には健康に関する効能ばかり目が向けられておりましたが、美肌やダイエットなど美容に関する効能も持ち合わせておりますので、この機会に抹茶をダイエットサポート食品として活用されてみてはいかがでしょうか。

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