モリンガとは｜モリンガ茶の効果効能

アサイーやココナッツオイル、カムカムにスピルリナなど、いま世界中で大注目を集めるスーパーフードのひとつに「モリンガ」という植物も含まれています。
モリンガとは、北インド・パキスタンを原産国とするワサビノキ科唯一のワサビノキ属に属する多肉質の落葉樹です。

現在は原産国である北インド以外にも、アフリカ大陸・東南アジア諸国・ラテンアメリカおよびカリブ海諸島・大洋州といった熱帯・亜熱帯地域を中心に広く栽培が行われており、栽培地域によって「ドラムスティックの木」や「ホースラディッシュ・ツリー (西洋わさびの木)」、「ベンオイルツリー」などと呼ばれています。

最近では日本でも沖縄県や九州地方にてモリンガの栽培が行われており、海外産のスーパーフードに抵抗のある方々のあいだで話題となっています。
さて、じわじわと人気を集めるモリンガですが、実は数千年も前から古代インドや古代ギリシア、ローマにエジプトなどで食料や化粧品として用いられていたことが近年の研究で明らかにされ、なんとインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」には、人々を癒す優れた効果や効能を持つメディカルハーブのひとつとして記されています。

古来より多くの人々の生命を救ってきたモリンガですが、日本ではあまり馴染みの無い植物なので、どのような植物なのか、どんな用途で利用されているのかなど詳しい情報をご存知の方は、ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。

今回はモリンガとはどのような植物なのか、原産国での利用法などについてご説明します。

モリンガとは、北インド・パキスタンを原産国とするワサビノキ科ワサビノキ属に属する多肉質の落葉樹です。とても生長の早い植物なので、種子を植えてから1年足らずで立派な樹木となります。

樹高は3mから10mほどで、幹の太さは45cmほどなので他の樹木と比べるとスラリとしたシャープな容姿をしています。樹皮は白みがかった灰色をしており、厚いコルク質に包まれています。

モリンガは、純白の香り高い可憐な花を咲かせるのですが、なんと植えてから6ヶ月以内に花が咲き始めるため、初めて栽培を行った方は驚かれるそうです。

涼しい地域では4月から6月頃に開花するのですが、モリンガに適した栽培環境と整えることが出来れば、開花量は2倍以上に増えたり、通年を通して開花させることが出来ると言われています。

モリンガの果実は、「鞘(さや)」と呼ばれる短剣のようなかたちをしており、長さが50cmほどあるため、垂れ下がって実ります。
モリンガは、樹皮・花・葉・鞘・種子・根のほぼ全てに利用価値があり、原産国の人々の生活には欠かせない存在となっています。

モリンガといえば、古代ギリシアの時代から病気の治療薬として利用されており、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」には、人々を癒す優れた効果や効能を持つメディカルハーブのひとつとして記されているほど優れた薬効を持つ植物ですので、主に医療分野で活躍しているというイメージが強いですが、実は精密機械や化粧品、水の浄化など様々なシーンで活躍している植物でもあります。

では、原産国でのモリンガの主な利用法についてご紹介します。

※ご紹介させて頂いたモリンガの利用法は、あくまで一例ですので、栽培地域などによって若干用途が異なります。

今回は、モリンガとはどのような植物なのか、原産国での主な利用法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

モリンガは古くから治療薬として用いられていたため、医療分野で活躍しているメディカルハーブという印象を持たれている方も多かったと思います。

ですが、実際は治療薬以外にも、料理の具材や調味料、ロープに絨毯、化粧品など様々なシーンで活躍しており、原産国の人々だけではなく、世界中の人々に欠かせないものとなっています。

日本ではあまり馴染みの無いモリンガですが、これをきっかけにモリンガに興味を持って頂けますと幸いです。

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