どくだみ茶の花粉症への効果とは|どくだみ茶の効能

どくだみ茶の花粉症への効果とは|どくだみ茶の効能

どくだみ茶の花粉症への効果とは|どくだみ茶の効能

もはや国民病とも言われる「花粉症」は、年々増加の一途をたどっており、日本国内の花粉症総人口は2,000万人以上、うちスギ花粉による患者数は1,500万人となっており、5人に1人が何かしらの花粉症を患っていると言われています。

 

日本で初めて花粉症患者が確認されたのは1961年の終戦後であり、アメリカ進駐軍が持ち込んだ北アメリカ原産のブタクサが原因だと言われています。

 

その後、国政策によって日本各地にスギが植えられるようになると、1964年にはスギ花粉による花粉症患者が続々と現れ、1980年代になると猛烈なスピードで花粉症患者が増加していったのです。

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初めての花粉症患者が発見されてから50年以上経過した現在、その患者数は年々増加しており、日本では年間花粉症患者に対する医療費として2,860億円、花粉症による労働損失は年間650億円と試算されており、政府も頭を悩ませています。

 

また、花粉症は今まで14歳以下の子どもたちには発症しないと言われていたのですが、ここ数年14歳以下の子どもたちにも花粉症の症状が認められ、花粉症発症の低年齢化が深刻化しています。

 

老若男女問わず誰でも成り得る花粉症ですが、近年花粉症対策として花粉をブロックする衣服や花粉を99.9%カットするマスクやメガネなど様々な対策グッズが販売されているなか、花粉症4大症状と呼ばれるくしゃみ・鼻汁・鼻づまり・目の痒みをスッキリ解消できる効能を有する健康茶がブームとなりつつあります。

 

なかでも、厚生労働省お墨付きの生薬「十薬」こと「どくだみ」は、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などの症状を緩和することができる非常に強力な殺菌・抗菌作用を持つデカノイルアセトアルデヒドが含有されており、花粉症の症状も緩和することができると話題になっています。

 

そこで、今回はどくだみ茶に期待される花粉症への効果や効能についてご説明します。

どくだみ茶に期待される花粉症への効果や効能

どくだみの葉や茎には、フラボン系成分のクエルシトリンやイソクエルシトリン、デカノイルアセトアルデヒドといった有効成分が含有されています。
では、これら3つの成分にはどのような効果や効能が含まれているのかをご説明します。

 

・クエルシトリン:強力な利尿作用と血管壁をしなやかにさせる効果があります。
・イソクエルシトリン:腸内でケルセチンへと変化し、ドロドロ血液をサラサラな状態へと戻す作用があります。
・デカノイルアセトアルデヒド:非常に強力な殺菌・抗菌効果を有しています。

 

しかし、デカノイルアセトアルデヒドは性質上蒸発しやすいため、どくだみ茶の茶葉を作る際の乾燥段階でほぼ失われてしまいます。

 

そのため、どくだみ茶で花粉症を改善したい場合は、収穫したての生葉を活用する必要があります。

 

どくだみの生葉で花粉症を改善させるには、顔に付着した花粉を洗い落とし、へちまローションをコットンに浸して顔全体を丁寧に拭いてゆきます。そして、キレイに洗浄したどくだみの生葉を1枚手に取り、臭いをかぎましょう。

 

強力な殺菌・抗菌作用を有するデカノイルアセトアルデヒドは、どくだみの葉や茎から放たれる独特な臭いに含まれており、クンクンと嗅ぐだけでくしゃみや鼻汁がピタリと止まり、辛い鼻づまりも改善することができます。

今回はどくだみ茶に期待される花粉症への効果や効能についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

どくだみ茶には花粉症の症状を軽減させるための有効成分が含まれているのかどうかと言われると正直お答えしかねてしまいますが、どくだみの生葉ならば、花粉症に関する症状を緩和する成分が含まれておりますので、乾燥茶葉ではなく、生葉をギュッと絞って作られる青汁などを摂取するのがオススメです。

 

ただし、あくまでも一時的な改善策ですので、花粉症を改善したいのであれば、舌下免疫専門外来を受診し、舌下免疫療法や飛散開始前の薬剤投与(鼻噴霧用ステロイド剤)などを行って根治してゆく必要があります。

 

ですが、なかには時間が無くて病院を受診することができないという方もいらっしゃるかと思います。

 

その場合は、生活習慣や食生活を見直し、体質を改善してゆくと徐々に症状が緩和されてゆくと言われておりますので、その際は、健康茶トップクラスのデトックス作用を持つどくだみ茶を飲用して身体の内側から悪いものを取り去り、花粉に負けない健やかな体質へと改善させてゆきましょう。

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