どくだみ茶の美味しい淹れ方|どくだみ茶の効果効能

どくだみ茶の美味しい淹れ方|どくだみ茶の効果効能

どくだみ茶の美味しい淹れ方|どくだみ茶の効果効能

日本各地の様々な場所に自生しているどくだみは、早いところでは5月ごろから開花シーズンを迎え、9月頃まで可憐な花を咲かせます。

 

どくだみは、ジメッとした半日陰を好み、凄まじい繁殖力と独特な臭気を漂わせることから「毒溜み」や「毒矯み」と呼ばれており、1945年死の灰が焼け野原となった広島の町に降り注ぎ、もう植物は育たないだろうと悲観していた矢先、地中からどくだみの芽がひょこりと姿を現し、十字架を思わせる純白の苞を開いて、美しく立派な花を咲かせたそうです。

 

そんな生命力溢れるどくだみには、300種を超える疾患を回復させることができる優れた薬効を有しており、厚生労働省もその薬理作用を認め、日本薬局方には“十薬”という名で記載されています。

 

ですが、どくだみ茶は他の健康茶とは異なり、意外と淹れるのが難しく、作り方を少しでも間違えてしまうと、とても飲めたものではないお茶が完成してしまいます。

 

そこで、今回はどくだみ茶の美味しい淹れ方についてご紹介します。

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どくだみ茶の美味しい淹れ方

どくだみ茶の美味しい淹れ方をご紹介する前に、1点気を付けておかなければならないことがあります。

 

それは、どくだみの茶葉を鉄や銅製の鍋ややかんで煮出してしまうと、ポリフェノールの1種であるタンニンが鉄分と結合し、人体に有害なタンニン鉄が誕生してしまうので、どくだみ茶を淹れる際は、土瓶・耐熱ガラス・ホーロー・アルマイト製の鍋ややかんを使うようにしましょう。

 

では、どくだみ茶の淹れ方についてご説明します。

どくだみ茶の美味しい淹れ方

材料[1日1人あたりの分量]
・どくだみ茶の茶葉:15g
・水:500mlほど

 

@鍋もしくはやかんに水を注ぎ入れ、どくだみ茶の茶葉を加えます。
※煮出す前に1度フライパンで炒っておくと香ばしさがプラスされて飲みやすくなります。

 

Aやや強めの火で1度沸騰させたら、とろ火(弱火)にし、じっくり20分ほど煮込みます。
※沸騰させ過ぎてしまうと、どくだみの葉や茎に含まれている有効成分が破壊されてしまいますのでご注意ください。また、30分以上煮込んでしまうと人体に悪影響を及ぼす成分が浸出してきますので煮立たせ過ぎないようにしましょう。

 

B水量が2/3もしくは1/2になるまで煮込んだら、茶漉しを使ってどくだみの茶葉を取り除いたら完成です。
※濾すのが面倒だからと言って、茶葉をマグカップに入れっぱなしにしてしまうと、せっかく浸出させたどくだみの有効成分が葉へと戻ってしまいますので、必ず濾すようにしましょう。

 

どくだみ茶は身体を冷やす性質を有しており、1度にたくさん飲用してしまうのは大変危険ですので、1日3回に分けて飲用するように心掛けましょう。
また、どくだみ茶を長時間放置してしまうと、お茶に含まれる成分が変質してしまうため、どくだみが持つ効果や効能が得られなくなってしまいますので、どくだみ茶を飲用される際は、そのとき飲む分だけ淹れるようにしましょう。

今回はどくだみ茶の美味しい淹れ方についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

 

ご紹介させて頂いた淹れ方では苦くて飲めないという場合は、茶葉の分量を減らし、煮出し時間を5分ほどにすると、有効成分の浸出はあまり期待できませんが、苦みが抑えられたどくだみ茶を淹れることができます。

 

臭いがNGという方は、バナナを5mmの輪切りに、どくだみ茶へ入れて2分から3分ほど寝かせると、どくだみの香りがさえられ、バナナの優しい甘みを持つどくだみ茶へと早変わりします。

 

ほかにも、ほうじ茶・杜仲茶・びわ茶・ハトムギ茶などの茶葉とブレンドしたり、シナモンやカルダモン、クローブなどのスパイスを加えると飲みやすくなりますので、ご自身に合ったどくだみ茶を探してオリジナルブレンド健康茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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