ジャスミン茶の淹れ方｜ジャスミン茶の効果効能

中国茶の1つである花茶のジャスミン茶は茶葉の品質低下をごまかすために誕生したフレーバーティーです。誕生した経緯はがっくりさせるものがありますが、花茶のおかげで中国のお茶文化が発達したのも事実です。近年ではジャスミンの香り成分が茶葉に良い影響を与えていることが分かり、より深みのあるお茶を淹れることが出来るということが判明しました。

しかし、ジャスミン茶といえばスーパーやコンビニエンスストアなどでペットボトルに詰められて販売されているため自身でジャスミン茶の茶葉を購入して淹れることはあまりありませんよね。では、本格的なジャスミン茶をご自宅で飲用したいときはどのように淹れれば良いのでしょうか？

今回はジャスミン茶の茶葉を用いた本格的な中国茶の淹れ方をご紹介したいと思います。

ジャスミン茶には豊富なビタミン類やミネラル類が含有されており、健康や美容に優れた効果・効能を発揮する中国茶です。ジャスミン茶の効果・効能を余すことなく摂取したい場合はやはり既製品ではなく直接茶葉から抽出したエキスを摂取した方が効果的です。
では、始めての方でも簡単に淹れられるジャスミン茶の淹れ方をご紹介したいと思います。

同じ茶葉で最大5杯まで飲用することが可能です。ですが、3杯目から茶葉からジャスミン茶のエキスの抽出時間がやや長くなりますので蒸らし時間を少しずつ延ばして飲用するようにすると風味や香りが落ちずに最後まで美味しく飲用することが可能です。

ジャスミン茶を美味しく飲用するポイント！

ジャスミン茶の淹れ方を簡単にご説明しましたが、さらに美味しく飲用するポイントがあるのでご紹介します。
ジャスミン茶を淹れる際はお湯200ccに対して茶葉は3gほどがベストです。この茶葉の量で最大5杯まで飲用することが可能です。しかし、風味や香りが薄いと感じた場合は茶葉の分量をご自身で調節して頂きたいと思います。
また、蒸らし時間ですが、1杯目は10秒から30秒ほどで飲み始め、2杯、3杯と飲用回数を増やす度に20秒ずつ徐々に蒸らし時間を延ばして行きましょう。また、急須に注ぐお湯の量は7分目が適量と言われています。
お湯の温度ですが、ジャスミン茶に限らず中国茶は温度が高過ぎると苦みが出てしまいます。反対に低過ぎると茶葉に含まれる旨味成分がしっかり抽出されませんので必ず90度前後のお湯を用意しましょう。

ジャスミン茶を水出しで作る場合は？

暑い夏は温かいジャスミン茶ではなく、冷たいジャスミン茶が飲みたいですよね！
冷たいジャスミン茶を作るには紅茶同様、ジャスミン茶の茶葉を水出しすると冷たくて美味しいジャスミン茶が作れます。では、水出しジャスミン茶の淹れ方をご紹介します。

水出しで抽出したジャスミン茶を飲用する際はハチミツやシロップなどを加えて飲むと飲みやすくなります。

ジャスミン茶には茶葉が開く様がとても芸術的な工芸茶という茶葉も存在します。耐熱用の透明なポットを用いて百合仙子や金元宝、蝶恋花などを淹れると味覚だけではなく視覚でも楽しめるためたいへんお勧めです。通常のジャスミン茶と含有される成分や風味、香りに違いはありませんので、次回ジャスミン茶の工芸茶の淹れ方をご紹介していと思います！

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